変態Tと友人タロの何も起きない日常





――――それから1か月



その部屋には一人で笑う、青年の姿がありました



T「だから、俺がお前を立派なMにするって!」


T「とか、言ってほんとは嬉しいんだろ?」


T「はいはい、そうだね、筋肉だね」



大屋さんは今でも思います


あの青年を入居させて良かったのか?

止めさせたほうが良かったのではないか?


でも、今となってはもう何も出来ません


T「お前が困っていることに気付けなくてごめんな」


T「ありがとな・・・、よし!タロ!

筋肉ワッショイ筋肉ワッショイ!」


一人分の笑い声が部屋に反響する






今日もまた










とあるアパートの一室は











とても賑やかである







< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop