0さいでみぎめが7さいでおとうさんがしにました
私の子供時代ケータイはなかった。
思い出はいつも学童保育時代だから小3までしかガキ預かってくれないから錠剤飲めなかったのも年齢一桁の頃。
小4からは母ちゃん変えるまで放課後留守番しろよおとなだお前らって。法律って。9歳と10歳でそんなにちがうわけ。
母の職場にはよほどのことがない限りかけないでよといわれ
紙に書いてもらったとおり見えるほうの目左目ちゃんが矯正0.2が見て
かけた。
まずどきどきしながら受話器を持つ。
電話番号はええと03××××
日本大学法学部です
おかあさんのいうとおり女の人が出た。
内線の×××お願いします。
おまちください
はっきりいって内線ってなに?と不明だったがとにかくこの女の人はカセットテープだろう。いつも同じ声だから。
しばらく待つと
図書館でーす!
とお母さんの言うとおりおじさんかおばさんが出て
さ、榊原ですがは、母をお願いします
はいはい、榊原さーん!お嬢さんから!
私の緊張はこのおじさんかおばさんか誰が出るかわからない時ピークだった。今の子供母子家庭の学童保育の子達はこんな手続きをへず大好きなお母さんにつながる。ケータイのおかげで。メールもできる。いい時代になった。私のような白杖の人も音声ソフトをインストールしたpcでこのように読み書きができる。点字ができるひとは視覚障害者の1割くらいでたいていの人は残された視力で生きている弱視ロービジョンで中高年で全盲になったら触覚がやばいから音声pcのほうがよほど楽なのだ。
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