0さいでみぎめが７さいでおとうさんがしにました

私は早大があったから生まれ日大のお給料で育った。
早大政経学部の父は学生運動のリーダーで逮捕されたりして学校は首になったらしいが仏文科の母と結婚した。
学校暦社会の日本では早大カップルの子供が高卒で不幸なはずないんだけど。
まあ私の人生異常づくめ。異常な出産。だって普通は3000ｇなのに早産で１２００ｇ。異常な家庭。だって普通は両親と子供2人なのに1年生から母子家庭。ちびまる子的幸福なんてこれっぽっちもない。母も父子家庭で育ったから祖父も母子家庭で育ったから。
早大2年の母が3人目の母の子異母弟を抱っこして一生一人っ子かと思ったのに弟ができたと喜んで学校に連れて行くと
いつ生んだのかと驚かれ父が新しい家庭の邪魔になってると思わないか？
といったらしく母はえ。そうなのといわれるまで気づかず
俺の新宿のアパートで暮らそうよ。
え、そうなの
と結婚してしまったそうだ。
わたしならきづく。自分より10歳年上の継母は私がいないほうがいいと思ってると。そして私は新宿に生まれた。桐壺荘とかいうアパート。
もちろん国立病院で生まれて未熟児病棟に4ヶ月も入ってたんだけど
母子手帳によれば。翌年妹は中野区で生まれている。
わたしがお世話する一方でおせわしてもらったことのないいなきゃよかった妹。そして私は運命の人元夫とであったのはJR田町駅。福祉会館で視覚障害者のコーラスがあったからだった。そしてこの人にもあっさり裏切られた。
20代で出会うと勢いで結婚してしまうものだ。