羽田くんとうさ子の関係。
「お疲れ様でーす」
「お~、原田ちゃん。学校お疲れ」
レジには店長が笑顔で立っていた。
「裏の事務所に行ったら饅頭置いてるから食べていいよ」
「本当ですか!?やったー」
ここの店長は何かと優しい人でいつもみんなに差し入れをくれる。
そんな店長があたしは大好きだった。
着替えて饅頭をもらうとタイムカードを押した。
今日も22時までだ。
「入りまーす」
「はいはい。田中さん、原田ちゃん入ったから帰っていーよ」
「はーい。原田ちゃんお疲れ様」
「お疲れ様です」
昼間のパートの田中さんは笑顔で上がって行った。