20.わからない世界
20.わからない世界
 誰もわからない世界って、この世にある?

そんな世界って、今の時代に存在する?
科学が進み、情報化の今、誰にもわからない世界ってあるのかな...

 いえいえ、そんな世界って、身近にあるよね...

チョコットわかってきたからこそ、余計にミステリアスになるものって、よくある...

知らなきゃよかった...知っていなけりゃ、こんなことまで考えないのに...って...

そんな中途半端な感覚が、いっそう不安を増幅し、わからない世界へと導びいていく...

 そんな世界が身近にある...

そうね、人の感情なんて、誰もがそんなもんなんじゃないのかな...

愛を感じれば、感じる以上に、感じてしまう...

知ってしまえば、知ること以上に、知りたくなる...

人間って、貪欲だし、エスカレートするもんね。

 そんなわからない世界を「迷宮」て云うのかな...

迷宮の扉を開ければ、後戻りは出来ない...

でも、進んでいけばそこが迷宮であるかないかがわかるけど、立ち止まったら、そこ以外は見えない...

まさに...あるのは、迷宮への不安のみ...

 迷いがあるのが人生だし、誰もが経験するものでもあるんだよ。

迷わない人って、本当に幸せなの?

人は迷って迷って、人生を生きる...

そんな迷宮も考えようによっては、一つの明日への扉なのかも...

その第一歩を、悔やんでばかりで台無しにしないでね...

 って、そう誰かが云ってるようで、目が醒めたら、自然に足が動いてる...

自然に心が動いてる...もう大丈夫だね...大丈夫だよ。


 *一人で入る迷宮には不安があるのがあたりまえ...わからない世界へ挑むんだもんね...*



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