恋の魔法と甘い罠
それから和泉さんが口を開くことはなくて。
二人の間には沈黙しか流れていないけれど、会場から漏れてくるウェディングソングや楽しそうな笑い声が耳に届いてきているからか、気まずくはない。
寧ろ心地いい。
きっと心の内を全てさらけ出したから、和泉さんに対して気を許せるようになったんだ。
そんなことを考えながらちらりと隣を見上げると、ちょうど和泉さんもこっちに視線を向けたところで。
その瞬間、和泉さんは瞳を細めてふっと微笑むから、不意打ち過ぎてどきんっと心臓が高鳴ってしまった。
それを隠すようにすぐにそらしたけれど、そんなあたしを見て和泉さんがくくっと笑っている。
きっと頬が赤く染まってしまったのを見られてしまったんだ。
そう思うと凄く恥ずかしい。
二人の間には沈黙しか流れていないけれど、会場から漏れてくるウェディングソングや楽しそうな笑い声が耳に届いてきているからか、気まずくはない。
寧ろ心地いい。
きっと心の内を全てさらけ出したから、和泉さんに対して気を許せるようになったんだ。
そんなことを考えながらちらりと隣を見上げると、ちょうど和泉さんもこっちに視線を向けたところで。
その瞬間、和泉さんは瞳を細めてふっと微笑むから、不意打ち過ぎてどきんっと心臓が高鳴ってしまった。
それを隠すようにすぐにそらしたけれど、そんなあたしを見て和泉さんがくくっと笑っている。
きっと頬が赤く染まってしまったのを見られてしまったんだ。
そう思うと凄く恥ずかしい。