恋の魔法と甘い罠
「何で何で何でーっ!?」
あたしの両肩を掴んで大きく揺さぶりながらそう言ってくるけれど、
「ゆ、悠亜さんっ! 気持ち、悪いですっ」
アルコールが身体中に回っているのに、頭もぐらんぐらんするくらいに大きく揺さぶってくるから、だんだん気持ち悪くなってきた。
そんなあたしに気づいたのか、揺さぶることをやめてくれた悠亜さんはいまだ興奮状態で。
「あたしさっき見たんだよ! 一緒に飲もうって誘っている女子から逃げているところ! 何で玲夢ちゃんが誘われているの!?」
「……」
そう思うのは自然なことだと思う。
あたしも最初はそう思ったから。
あたしの両肩を掴んで大きく揺さぶりながらそう言ってくるけれど、
「ゆ、悠亜さんっ! 気持ち、悪いですっ」
アルコールが身体中に回っているのに、頭もぐらんぐらんするくらいに大きく揺さぶってくるから、だんだん気持ち悪くなってきた。
そんなあたしに気づいたのか、揺さぶることをやめてくれた悠亜さんはいまだ興奮状態で。
「あたしさっき見たんだよ! 一緒に飲もうって誘っている女子から逃げているところ! 何で玲夢ちゃんが誘われているの!?」
「……」
そう思うのは自然なことだと思う。
あたしも最初はそう思ったから。