悪魔の家庭教師

「では時間ですので帰らせていただきます」


先生はすくっと立ち上がった


………綺麗な足だな


まるでモデルみたい


「あら、ケーキ先生のもあるんですよ?どうぞゆっくりしてって下さいよ」


お母さんはそう言って2人分のケーキを机に置いた


「…結構です。」


先生は私を睨むと部屋を出て行った


しばらくしてガチャンとドアが閉まる音がした


………睨まれた


「…あらあら、あんたよっぽど頭悪かったんじゃないの?」


「…はは……だよねー」


…ノー天気に答えてみた


お母さんに睨まれちゃったけど…


私あの先生と仲良くやってく自信ないなぁ…









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