人気歌手とカリスマモデル
グイグイ引っ張られて
これまたおっきい部屋。


「久々に戻ったけど…
やっぱり汚ねえな…」


うん汚い。


部屋は広いのに何故かメットとか雑誌とか


……!!



「何…これ…」


「おっ!久々に見たあ~。
これマジヤベエの。はまったわあ~」



AVやらエロ本やら沢山…



「変態。」


「そりゃあ、俺様だって成長期の時期があったんだからこんぐれえあるんだよ。
しっかし高校以来帰ってなかったけど、やっぱりでけえなこの家。」




「そんなに帰って無かったの?」


「あぁ。デビューしたのが卒業してからだから、それ以来帰ってねえな。」



そうだったんだ。



「詩音の高校生ってどんなだったの?写真とかみたい~」


「そこら辺にあんじゃね?」



でも興味津々だし。



テーブルの上に発見!!



って……



金髪。オールバック。



や…ヤンキーだ。



回りに移ってる方々も
恐い感じだ…



「ヤンキーだったの?」



「族には入ってねえよ?
つか懐かしい~。これ礼斗…」


なな!!


礼斗さんが銀髪赤メッシュ!!


ヤンキーだ。



ま…私も人の事言えないか…笑っ


「お前も不良娘だったろ…金髪上下ジャージ…」



「何でしってんのよ…」



「お前寝てる間暇だったからあさってたらプリ見っけた。」



「最悪…」



過去は過去だよね?

うん!



「ヤンキーからよく歌手になれたわね…」



「元々バンドもやったりしてたからな~。
若気の至りだ。うん。
俺もこの家が嫌いだったからな。反抗して悪さばっかしてたからな。」

「私と似てるね」


「抱えてるもんはおんなじだ。それよりさいいことしよ」

「しないわよ!バカ。」



まだまだお宝探すんだもん~



変態な詩音を無視して
あさった。



「あんまあさんなよ~」


クローゼット開けて



ガサガサ…





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