人気歌手とカリスマモデル
夜。。


ピンポン!ピンポン!


うるさい!



なんなのよ…
もう12時回ってるっつに…



出るのに渋っていると、



ガチャ…



「ウサキ~寝てんの~」


入って来ちゃったよ…



「だから不法進入でしょ…詩音!」



「鍵閉めとかねえとあぶねえよ~?物騒だな…
で、お前さメールくらい自分で打てよ…」




「メール…?
あっ!あれは友達がね…
別に寂しくなったわけじゃないから!」




「お前ってとことんムカツク…。俺様がメアド教えたんだからもっと喜べよ。」




「うれしいー」



「っふっ…でもおもしれ~。」

ニヤニヤ近づいてくる…



「な、な何?」



ちゅ…



またキスされた。



やっぱりキスヤバイ。



「…んっ…はっ…」



溶ける…



そんで何故か心が暖かくなる。



「だからお前エロいんだよ…誘ってんの?」



「はにゃ?…ヤバイ…
また…んにゃあ~誘ってないし!てゅうかさ彼女でもないのにキスなんてしないで!」




「彼氏でもない奴と
あんな事やこんな事しちゃう癖に~。」




「し、しないわよ!
誰かさんとは違って!」



実際は多分変わらない…



「よく言う…
でもなあお前ってキスしたくなるよねえ~
抱きつきたくなるし~
何で?」




目を丸くして首をかしげる詩音




「知らないわよ!」



「で、お前な~んにも
思わない?俺様にキスされても…」




「何にも思わない!」




「ふ~ん。やっぱりお前
おもしれ~
ほい…これプロモの出来上がったの。」



「なんか見たくない…」




「じゃオヤスミ~
鍵しっかりかけろよ~」





言われなくてもかけます~




何しに来たのよ…


アイツ…





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