人気歌手とカリスマモデル
ウサキ


次の日今日は学校だけ。


真太郎さんにオフ増やしてもらったからね~♪


明日もオフ日。


制服着替えなきゃ~


ん?


んん?



キ…キス…キスマーク!!



もしかして…結城が?


胸元にガッツリキスマーク。




昨日気付かなかった。



今までキスマークなんて
されたことないのに…



結城のバカ。



仕事だったら完全に
説教だよ。



朝からヒヤヒヤしながら
支度開始。



制服着て


カツラかぶって…


メガネかけて…



よしっ!


部屋を出たら隣もガチャリ…



髪ボサボサだし…



ジャージ



メガネ…



完全に寝起きバージョンの
詩音。



「ん?…んん?」


ジリジリ近づいてくる。


ドキドキ…



は?ドキドキ?


心臓発作?


「な…何でしょう…」



「お前…ウサキ?
ふっハハハ…変装ダサっ」



ムムムっ


「うるさいわね…
だいたい何同じ時間に出てきてんのよ…待ち伏せ?」



「バーカ。ごみ捨て行くの~。何?俺様に会いたかった?」



ムニ~ってほっぺた
掴まれたし。


なんか…私自意識過剰じゃないか…



「じゃ、私のもゴミ宜しく~ほい。じゃ!」



「はっ?ふざけんな…」



ゴミを押し付け
私はさっさと学校!



ざまあみろぉ~いっ



俺様詩音め!!



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