人気歌手とカリスマモデル
はぁ…



疲れた。

学校走って来たよ

「なあ~にため息ついてんのよ~」


「だって……ってゆうかさ 郁…そのネックレス…」

いつもネックレスなんてしてなかったのに…


ごつい男もののネックレスをしていた。



「気づいた?これ、ソウに貰ったの。うちソウに恋したかも~」



「はあ?ユウトは?」



「捨てたわよ…あんな奴
やっぱりさ~ソウみたいな一途な奴がいちばんだよね~うん。」



ぇええ!!



あんなにユウトユウト言ってた郁が…



ソウに恋…



「付き合ったの?」



「うん♪」



幸せスマイル。




郁がまた恋した。



「でえ?ウサキは何溜め息してんの?」



「朝から俺様野郎の相手してたら疲れたの~
それと…キスマーク」




「キスマーク?まさかウサキやったの?sion様と…」



「声でかいし…
やるわけないでしょ…
キスマークは結城にされたの。なんか変なんだよアイツ…」



結城まだ来てないみたいで良かった。



なんとなく会いづらい…



「結城ねえ~
アンタ罪な女よ…」



「はあ?」



「そのうちわかるわよ~」



何なのよ…



「で?お隣の方には何もないわけ?あのスキャンダル王だよ?」



「キス…」



キス以外何もないわよ…




ドキドキ…



はっ!


また思い出してドキドキした。



も~なんなんだよ…



「キスされたの?」



「ほっぺにされたり
口にされたり抱きつかれたり…」




「え~!?やっぱりやることやってんじゃん~
顔赤いし~どうしたんだよ~ウサキ~」



「赤くないし!何もないわよ…」




何もない…



うん。



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