人気歌手とカリスマモデル
重い足で向かう家。



はぁ…。


家に着いたら、
案の定部屋にお母さんがいた。


合鍵作らされたからね~



「ウサキ~久しぶりね~」


「何しに来たの…」


理由はわかりきってる…



「あのさ、本当にお願いがあるんだけど~
お金。貸してくれないかな~なんて…」



「また、借金?それともホストですか?」



お母さんが此処に来る理由。


お金。


私が働いたのをいいことに、決して金があるわけじゃ無い癖に、ブランド者買ったり、ギャンブルしたり…


借金作って…



ホストの男に貢いで…



だらしがない。



所詮私は邪魔なだけ。



「いいから早く頂戴!
あんた稼いでんでしょ?
母親が困ってるんだから
渡しなさいよ!」




「いい加減にしてよ!
毎回毎回、自業自得じゃん!恥ずかしくないの?子供に金借りて!」




「っチッッ。
早く出せよ!」



こんな奴母親なんかじゃない…



「わかったわよ…
10万あるから、さっさともってけよ。くそババー。」



「素直に出せばいいんだよっ。じゃ、また来るわよ~頑張ってね~」



金を貰えばおとなしく帰る。




糞女。





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