Love...Twins
気まずい雰囲気、、、
こんな生々しい光景を見たのなんてはじめて。
「桜咲さん、宮塔先輩と付き合ってるんじゃないの?」
「欲求不満なんじゃねーの?あっちからきたし。」
「よ、欲求不満、、、」
桜咲さんが勇羽にそんなことするタイプだとは全然思ってなかったけど、、、
やっぱり勇羽はサイテーだ。
「言いふらしたりすんなよ?」
勇羽は頭をかいてあたしから目をそらした。
「別に言いふらしたりしないよ、てか言えないよ!恥ずかしい、、、その代わり、コレ手伝って?」
あたしは両手に抱えた写真と画鋲を勇羽の方へ差し出した。
勇羽は少し面倒くさそうにして、写真の束を半分ガバッと取って手際よく貼りはじめた。
-----------
放課後、勇羽と帰ろうとしていると、調度空くんに会った。
「いーな。毎日美羽ちゃんと2人乗りで下校なんて。カップルみてー」
空くんはいつもそう言う。
「お前、美羽なんかよりもっといい人居るだろ?」
「ちょっと!なんかって何?なんかって!」
すると、なにか空くんが思い出したように手を叩いた。
「あ!てか勇羽昼休み何処に居たんだよ?」
「あぁ、、、あのぉ、、、」
勇羽が言葉に詰まった。
「あの、眠くて保健室で寝てたんだよね?昨日かなり遅くまでおきてたみたいだし、、、」
「そうそう!もうクソ眠くてさあー」
何とか上手くいったみたいだ。
空くんはちょっとつまんなそうな顔をした。
「なぁんだ。てっきりどっかで女でも襲ってんのかと思ってた。」
「んなわけねーだろバーカ、じゃあな。美羽、帰るぞ!」
「う、うん」
あたしは勇羽の後ろに乗っかった。
、、、、あれ?
勇羽から甘い香りがする。
甘いお花みたいな香り。
、、、桜咲さんの匂いだ。
「じゃーなー」
後ろで空くんが手を振っている。
勇羽の自転車が動き出した、、、。
こんな生々しい光景を見たのなんてはじめて。
「桜咲さん、宮塔先輩と付き合ってるんじゃないの?」
「欲求不満なんじゃねーの?あっちからきたし。」
「よ、欲求不満、、、」
桜咲さんが勇羽にそんなことするタイプだとは全然思ってなかったけど、、、
やっぱり勇羽はサイテーだ。
「言いふらしたりすんなよ?」
勇羽は頭をかいてあたしから目をそらした。
「別に言いふらしたりしないよ、てか言えないよ!恥ずかしい、、、その代わり、コレ手伝って?」
あたしは両手に抱えた写真と画鋲を勇羽の方へ差し出した。
勇羽は少し面倒くさそうにして、写真の束を半分ガバッと取って手際よく貼りはじめた。
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放課後、勇羽と帰ろうとしていると、調度空くんに会った。
「いーな。毎日美羽ちゃんと2人乗りで下校なんて。カップルみてー」
空くんはいつもそう言う。
「お前、美羽なんかよりもっといい人居るだろ?」
「ちょっと!なんかって何?なんかって!」
すると、なにか空くんが思い出したように手を叩いた。
「あ!てか勇羽昼休み何処に居たんだよ?」
「あぁ、、、あのぉ、、、」
勇羽が言葉に詰まった。
「あの、眠くて保健室で寝てたんだよね?昨日かなり遅くまでおきてたみたいだし、、、」
「そうそう!もうクソ眠くてさあー」
何とか上手くいったみたいだ。
空くんはちょっとつまんなそうな顔をした。
「なぁんだ。てっきりどっかで女でも襲ってんのかと思ってた。」
「んなわけねーだろバーカ、じゃあな。美羽、帰るぞ!」
「う、うん」
あたしは勇羽の後ろに乗っかった。
、、、、あれ?
勇羽から甘い香りがする。
甘いお花みたいな香り。
、、、桜咲さんの匂いだ。
「じゃーなー」
後ろで空くんが手を振っている。
勇羽の自転車が動き出した、、、。