冬のカラス
第一章
今日もまた、ゆっくりとまぶたが開く。



段々と意識がハッキリし、朝だと認識する。



8時6分…。



頭をかきながらまた遅刻だよ、と心の中で呟く。



昔から朝は苦手だ。
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