冬のカラス
第七章
照彦はまず駅の公衆トイレに入った。



臭いというより鼻をつくアンモニア臭。



そこの個室であらかじめ用意していた黒のスーツに黒のワイシャツに着替える。



少しシワになっているが仕方ない。
< 41 / 64 >

この作品をシェア

pagetop