-if-*。 もしも僕が、愛していると言えたなら

今、幸せな気持ちよりも俺を支配しているのは『罪悪感』だった。


『ううん。ホテル、行こ?だって……セフレだもん。』

そう言ったナツの悲しそうな、すごく傷ついた無理やりな笑顔が頭から離れない。


どうしたら、この気持ちを伝えられるんだろう?

どうして、ナツを傷つけることしかできないんだろう?




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