-if-*。 もしも僕が、愛していると言えたなら
俺とナツミはアドレスを交換し、孝一はユイのアドレスを聞けないまま俺達は店を出た。
夏といえど、日が沈みかけた外に出た瞬間、店の中とは違った、もっと心地の悪い熱気が俺達を包む。
「なぁ…この後どーする?まだ7時なってねぇけど。」
俺の問いかけに、ユイとナツミは相談しだした。
ユイはナツミに何か言われたようで、『はぁ!?なんでよ!!やだ!!』と騒いでいる。