-if-*。 もしも僕が、愛していると言えたなら
俺なんてどうしていいかわかんねぇし、ナツが寝てる間ベッドの周りひたすらぐるぐるしてたんだよ!?
それなのに『遅刻!!…あれ?』は、ない!
俺泣いちゃう!!!それで皮肉をこめて言ったさっきの言葉。
それもさらっと「眠かったんだもーん」
とか答えやがった…
「なぁ…」
「別に、責任取ってとか面倒なこと言わないから安心してよ。」
『ごめん』と言おうと口を開くと、ナツミが俺を遮って言葉を紡いだ。