-if-*。 もしも僕が、愛していると言えたなら

「で?ホテルでなにしたんですか?ババ抜きだなんて言いませんよね?」

「あの…やっ…ちゃいました…」


俺の返答にユイは盛大にため息をついて続けた。

「…ナツが男とホテル行くなんて信じらんない…まさか…無理やり…?」
「それは断じて違う!!!ってゆーか、ホテルって単語出したのは俺だけど、最終的に挑発してきたのはナツだよ?」

ユイの恐ろしい『まさか』を俺は全力で否定した。

若干ナツのせいにしてる自分がいて、嫌気がさしたけど…
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