近いのに遠い存在
「私、中学の時2年間付き合ってた人がいたの。でも・・・中3の10月・・・・・









彼は、事故で死んだの。


その後、両親も事故で亡くしてたからか私は周りから・・呪われた女だって言われるようになった・・・・








それからすぐ引っ越したの。



あと、謝らないといけないことがあるの・・・・・

最初、尚希を見た瞬間彼を思い出した。

最初は、尚希と彼を重ねてたの・・・・」



何も言ってくれない・・・・でも・・・・



「でも、今は・・・違う!
確かに雰囲気は似てる、けど尚希は尚希だってきづいたの・・・
こんなの言い訳だと思う。

でも、でも

「もういい!!」



やっぱり、こんな私なんか嫌いになるよね・・・・


「もういいよ、そんなつらそうな顔しないで?
俺はどんな真尚だって大好きだから」



「えっ?
こんな私なんかを好きでいてくれるの?」


「当たり前だろ?」



「ふぇ、
私も、私も大好き!」



「そんなに泣くなって」



「そろそろ上がるか」



「さ、先に上がって」



「ふっ、分かったよ」
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