近いのに遠い存在
はいぃ!?


家ですか!?


仕方ないか・・・



そして来てしまった・・・


ピンポーン

押しちゃった・・汗


「はい、咲良??」


「う、うん。」

「ちょっと待って。」


ガチャッ


「ごめんごめん。わざわざ持ってきてもらって。
あっ、あがって。」


「えっ!?
いや、渡したら帰るよ。」

「いいから入れって♪」


「じゃあ・・・おじゃましまーす。」


「2階の1番端の俺の部屋に行ってて。
あっ、紅茶好きだったよな?」


知っててくれたんだ・・・。

「あれ?紅茶嫌いだった?」

「へっ!?
あっ、いや紅茶好きです!」

「じゃあ持って行くから部屋に行ってて。」


「う、うん。」


どうしよう・・・・

へ、部屋って・・・


「立ってないで座ればいいのに」


「あっ、うん。」


「はい、紅茶。」


「ありがとう・・」
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