Moratorium

私は
あなたのことが大キライだった


私は
いつも戸惑ってたんだ

あなたの直向きさに…


私は
いつも羨ましかったんだ

あなたの正直さが…


私とあなたは違い過ぎる


顔も服のセンスも性格も
何もかもが
全く正反対の私とあなた


私は
初めてあなたに会った時
宇宙人に
出会ったような感覚だった


目の前にいて
話し掛けられそうな距離にいる


目の前にいて
ちょっと手を伸ばせば
手が届きそうな距離にいる


あなたに
すごく興味はあるのだけど
あなたに触れるのが
すごく躊躇われたんだ


あまりにも未知の存在で
どう接すればいいのか
分からない


だけど以外と
答えは簡単だったんだ


ちょっと私が
勇気を
出すだけで良かったんだ


私はいつのまにか
大キライなあなたのことが
ちょっと気になっていた


なんであなたのこと
大キライだったのか分かったよ


私にとって
あなたは
未知の存在だったから…


あなたのことを
本当の意味で
知らなかったからなんだ


今から私は
未知の存在を
解明しに行って来ます


未知を明白にして
２人の距離を縮めるために…





P.S.
初対面が悪い印象の人ほど、あとの付き合いが良かったりしませんか？