ぬくふわ -テディベアに恋をした-
「どこ行く?小動物?」

私はミーアキャットたちに手を振りながら怜斗くんに訊いた。

すると、怜斗くんはそっぽを向いて言った。

「どこでも、いい」

「そんなことないでしょ?ねぇ、教えて」

私は怜斗くんにパンフレットを押し付ける。

怜斗くんは嫌がりつつも、恥ずかしげにあるページを開いた。

「……これ」

「ウサギ・モルモットと遊ぼう?あはは、いいよ、行こう」


コクリ、と頷く怜斗くんの顔は真っ赤。

ちょっと可愛い……。



< 28 / 28 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop