ぬくふわ -テディベアに恋をした-
寝ぼけててわからなかったけど、よく考えると左右に暖かい感触。

それにベッドがすごく狭い……。



試しに右に寝返って、チラリと左目を開ける。



「あ、起きた」


「ひぇ……!?」

だだだ……誰!?

なんと私の右隣に、見知らぬ男の子が!!


私ってば、昨日の夜なにしてたの~!?


ドキドキを抑えて、左に寝返り。


「おはよ、菜乃」

「!!」


や、やっぱり……!

同い年くらいの男に挟まれて寝てたの、私!!








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