天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
二歩、三歩。
舞白が後退する。
「死神でも僕の鉛の弾は痛いのかい…?」
僕っ娘口調で小首を傾げる苺愛。
彼女は迷わず二度三度とトリガーを引く!
腹部の傷を庇い、三日月形の刃を盾にしながら後方に跳ぶ舞白。
その間も弾丸が頬に、肩に掠める。
「逃がさないわ」
間合いを詰めつつ射撃を続ける苺愛。
わざと銃口を下向かせ、床を撃つ!
床に当たった弾丸は、跳ねて。
「くぅっ!」
舞白の左足に命中!
「跳弾…!」
弾丸の反射角度まで計算しなければならない高度な技術。
それだけに回避は難しい高等テクニックだった。
舞白が後退する。
「死神でも僕の鉛の弾は痛いのかい…?」
僕っ娘口調で小首を傾げる苺愛。
彼女は迷わず二度三度とトリガーを引く!
腹部の傷を庇い、三日月形の刃を盾にしながら後方に跳ぶ舞白。
その間も弾丸が頬に、肩に掠める。
「逃がさないわ」
間合いを詰めつつ射撃を続ける苺愛。
わざと銃口を下向かせ、床を撃つ!
床に当たった弾丸は、跳ねて。
「くぅっ!」
舞白の左足に命中!
「跳弾…!」
弾丸の反射角度まで計算しなければならない高度な技術。
それだけに回避は難しい高等テクニックだった。