天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
もう片方の足を撃った。

ガクリと跪く舞白。

辛うじて大鎌を支えにしているものの、もう突っ伏してしまってもおかしくない傷だ。

「ねぇ龍娘先生、もうやめにしない?これ以上はまずいわよ…公開処刑になっちゃう」

苦笑いしながら龍娘を見るものの。

「…………」

厳しい表情で、龍娘は黙したまま。

(意外と非情なのね…)

そんな事を思いつつ、苺愛が溜息をついた時だった。

「…もう気が済むまで撃ったかしら…?」

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