天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
「ほほぅ、やるじゃねぇかきょうこの奴」
懐手に顎を撫でる宜虎。
夏休みに共に遊びに行った仲として、きょうこにも頑張ってもらいたい所だ。
そんな事を考えていた矢先に。
「おっと!」
突然襲い掛かる銘刀・死屍(ししるいるい)。
即座に一寸ばかり上総介兼重を抜いた宜虎は受け太刀する。
「…藤堂 平助の愛刀…」
鍔迫り合いの最中、小さく呟くのは骸南。
「ほぅ…刀に詳しいのかい?」
涼しい顔で返す宜虎に。
「刀鍛冶相手に…愚問!」
もう片方の手に握った鬼神丸国重を抜刀する骸南!
「っとぉ」
宜虎は常人離れした跳躍で後ろに跳び、この斬撃を回避した。
「二刀使いかよ…面倒臭ぇ相手だな…」
懐手に顎を撫でる宜虎。
夏休みに共に遊びに行った仲として、きょうこにも頑張ってもらいたい所だ。
そんな事を考えていた矢先に。
「おっと!」
突然襲い掛かる銘刀・死屍(ししるいるい)。
即座に一寸ばかり上総介兼重を抜いた宜虎は受け太刀する。
「…藤堂 平助の愛刀…」
鍔迫り合いの最中、小さく呟くのは骸南。
「ほぅ…刀に詳しいのかい?」
涼しい顔で返す宜虎に。
「刀鍛冶相手に…愚問!」
もう片方の手に握った鬼神丸国重を抜刀する骸南!
「っとぉ」
宜虎は常人離れした跳躍で後ろに跳び、この斬撃を回避した。
「二刀使いかよ…面倒臭ぇ相手だな…」