天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
その踏み込み、その間合いの詰め方、まさしく突き進む龍の閃き!
風を巻いて襲い掛かる飛龍の如き刺突に。
「鬼屍…!」
骸南も二刀の切っ先を構えて襲い掛かる!
巨大な牙を剥き出しにして、白虎が迫る!
食らい合い、咬み合う二匹の獣。
しかし。
「!!」
激突する寸前、白虎は跳んだ。
龍の頭上を押さえるかのように、高々と跳躍する白虎。
「何…!」
龍突閃を途中で止めて見上げる宜虎の脳天目掛けて。
「鬼屍・贄(おにしかばね・にえ)…」
二刀の切っ先を逆手持ちのまま下に向け、骸南は急降下する!
風を巻いて襲い掛かる飛龍の如き刺突に。
「鬼屍…!」
骸南も二刀の切っ先を構えて襲い掛かる!
巨大な牙を剥き出しにして、白虎が迫る!
食らい合い、咬み合う二匹の獣。
しかし。
「!!」
激突する寸前、白虎は跳んだ。
龍の頭上を押さえるかのように、高々と跳躍する白虎。
「何…!」
龍突閃を途中で止めて見上げる宜虎の脳天目掛けて。
「鬼屍・贄(おにしかばね・にえ)…」
二刀の切っ先を逆手持ちのまま下に向け、骸南は急降下する!