天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
第三試合
控え室。
弾倉(マガジン)に5.7ミリ弾を込め、20発込め終えたそれを太もものホルダーに収める。
そのマガジンが左右の太ももで合計六本。
120発。
これが苺愛の命綱。
彼女はこの120発で勝負を決めなければならない。
相手が誰であろうと。
どんな強敵であろうと。
苺愛に許されるのは、120発の凶弾のみ。
それを撃ち終えれば、彼女に為す術はない。
手も足も出ないまま、相手に傷つけられ、床を這い蹲らされ、敗北を喫する。
しかし…。
「それってスリリングじゃない…!」
彼女の口元に、危険な笑みが浮かぶ。
「120発の間にどちらが先に命運尽きるか…ゾクゾクするわぁ…さぁ、私を殺しに来なさいよ!私の心臓を抉り出してごらん!あははははははははっ!」
弾倉(マガジン)に5.7ミリ弾を込め、20発込め終えたそれを太もものホルダーに収める。
そのマガジンが左右の太ももで合計六本。
120発。
これが苺愛の命綱。
彼女はこの120発で勝負を決めなければならない。
相手が誰であろうと。
どんな強敵であろうと。
苺愛に許されるのは、120発の凶弾のみ。
それを撃ち終えれば、彼女に為す術はない。
手も足も出ないまま、相手に傷つけられ、床を這い蹲らされ、敗北を喫する。
しかし…。
「それってスリリングじゃない…!」
彼女の口元に、危険な笑みが浮かぶ。
「120発の間にどちらが先に命運尽きるか…ゾクゾクするわぁ…さぁ、私を殺しに来なさいよ!私の心臓を抉り出してごらん!あははははははははっ!」