天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
その行為にざわめく客席。

「まさか…その薬品は!」

苺愛が叫ぶと同時に、ストロマは襲い掛かってきた!

試験管をポイと投げ上げると同時にダッシュし。

「うぐっ!」

苺愛の間合いに瞬時に侵入すると、強烈なボディブロー!

更にアッパー!

トドメに肘打ち!

苺愛の体はリング端にまで吹き飛ばされる!

そこまでの攻撃を終えた時点で、ようやく投げ上げた試験管は床に落ち、音を立てて割れた。

何という俊敏な動きだろう。

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