元男子校!? 男子:150VS女子:1
「それは、あんただから。」
・・・。
そう。
“あんた”というのはもちろん
幸樹。
「意味わかんねぇよ!!」
「意味わかんなくて、すいません。」
もぅ、ごたごたうるさいからしょーがなく謝った。
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「こーき!?」
「こーきじゃん!!」
「チッッ・・。」
なにこいつ・・・。
“チッッ”とか舌打ちなんかしちゃって。
それより、こいつら・・・
「だれ??」
コソッとアイツに聞く・・・。
「幼なじみ。あのチャラッとしてる男が、紀伊野 優雅。
そんでそのとなりにいんのが 緒口 美稀菜。」
「へぇ~・・・。どっかの誰かさんと違って、まともな名前。」
「だから・・。親に謝れって言ってんの!!」
急に幸樹の声のボリュームが大きくなった。
ったく・・・。
「うるさい!!急に大きい声出さないで!!」
この口げんかを聞いて2人が駆け寄ってきた。
「何々!?!?」
「まさか・・・。」
「幸樹の彼女!?」
「っん。そのとお「ちがいます!!」
・・・。
何故に今みとめようとした!?!?
誰が、あなたさんの彼女になった!?!?
「なーんだ。」
「つまんねぇ~の」
いやいやいや。
つまんないも何もないでしょ!!
この人達は・・・・。
「あいつら・・・。」
「っっ!!!」
急に耳元でささやいた。