Are you ready ?
『俺は、どんないぶでも好きだよ。泣き虫でも、ドジでも、いぶはいつも一生懸命だろ…?』
「っ…!」
『だから好きなんだ。いつも、皆のことを考えるいぶが好き。』
「壱くんっ…!」
彼は、こんなにも私のことを想ってくれる。
私のことを理解してくれる。
それが、すごく嬉しかった。
『頑張ろう、な?』
「…うんっ…!」
壱くんが応援してくれるなら、
私、頑張れるかもしれない。
いや、頑張るんだ。
『それまで充電――』
「壱くんのエッチ!」
ぱちん、
さりげなくキスをしようとする壱くんの頬っぺたを叩く。
『クスッ、痛くないよ、いぶ。』
「ぶー…わざとだもん!」
そんな風にじゃれ?ながら、今日も私は壱くんと幸せな時間を過ごしたのだった。