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「美鈴ちゃん」

『ん?どした?』


いつの間にか大声を出して野獣さんを応援してる美鈴ちゃん。

そんな美鈴ちゃんに声をかける。


「私…壱くんのこと好きかも。」

『――そう。』

「うん。」


この時初めて思った。

壱くんすごいって。

壱くん格好いいって。

壱くんのギャップにやられてた。


「壱くんっ、頑張れーーっ!」


いつしか私も、美鈴ちゃんと同じように壱くんたちを応援してた。




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