Are you ready ?
――『イブーっ!』
「!?」
『………ぁ。』
しばしの沈黙を迎えていた時に、ちょうどよく美鈴ちゃんがやって来た。
「みっ、美鈴ちゃ…っ」
『…昨日の…イブ保護隊員代表者……』
『は?何だソレ?』
壱くんの言葉に首を傾げている野獣さん……と、
昨日のことで、少しだけ美鈴ちゃんに会わせる顔がなくてたじろぐ私。
『……っはぁ、おはよ、イブ!』
「ぉ、おはよ…?」
いつもと変わらず笑顔で接してくれる美鈴ちゃん。
だけど……
私はそんなにメリハリがつけられるほど、器用ではなく……
美鈴ちゃんと目を会わせることが出来なかった。