Are you ready ?



「みっ、美鈴ちゃん、……お知り合い…?」

『なっ……はぁあっ?!んなわけないでしょっ……!!大体、あんなことになったの、イブのせいなんだからね…っ!?』

「ふぇ…っ!?」


仲直り出来たと思ったのに、すごい形相で睨まれた。


こっ、怖いよぉーっ(泣)


半べそで壱くんの後ろに隠れる。


『ん…?……可愛いーなぁ、イブは……キスしたい、』

「っ!?……にゅっ!!」


またセクハラされそうになって離れようとしたけど、見事に壱くんに捕まってしまった。



『ちょっ、二人の世界に入んないでよっ!!』

『………せっかくのラブラブ中邪魔しないでくんない…?』

『!!』

「みっ、美鈴ちゃ――」

『はいっ、飴ちゃん。あーんして……?』

「んくっ…」


美鈴ちゃんに助けを求めようとしたら、壱くんに無理矢理、飴を口に入れられた。


『……さて、味は何でしょう…?』

「……ぃち…ご…?」

『せーかい♪ご褒美……』

「んっ……!!?」


口の中に甘い味が広がり満足していると、壱くんにご褒美と言われてキスされる。



『あま……』

「?!……わたしのっ…!!」


しかも口の中にあった飴まで盗られて壱くんにしがみついた。






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