Are you ready ?



『あ…これ。』

「へっ、、、ゎわーーっ!!」


居間に通した瞬間、壱くんが見つけたのは私が作ったお弁当。

見つけるの早すぎっ!

なんだか恥ずかしくって、私は咄嗟に壱くんに見られないよう壱くんに覆いかぶさった。


『・・・朝から大胆だね?いぶ?』

「へっ…きっ、きゃっ…!?」


そしたら、何故か壱くんに抱きかかえられ、ソファに腰掛けた壱くんの上に座らせれた私。

ぁ、あのー…。

昨日の昼休みと全く同じ態勢に、私は一瞬戸惑う。


『俺のこと、覚えてくれてたんだ?』

「だっ、だって…ッ!」


あ、あんなに言われたら…!

作るしかないって、思うでしょう…!?


『ちょー嬉しい。』

「ッ……」

『俺、いぶの手作りが食えるんだ。』


こっ恥ずかしすぎるっ…!///

でも、壱くんに喜んでもらえて、素直に嬉しいと感じる自分もいた。





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