Are you ready ?


そんなニコニコの壱くんと一緒に学校に登校した私。

昨日と同じように、たくさんの女の子達から冷たい目線を注がれるけど…、もう大丈夫。

私には、壱くんがいるもん。

私を包んでくれる壱くんがいる。

だから、大丈夫。


「ぁ、壱く――」

『いぶ、』

「…?」


壱くんの教室前。

壱くんに壱くんのお弁当を渡そうとすると、その手を遮られた。

ぇ、何何…?


『これはいぶが持ってて。』

「え…?」

『俺が持ってたら我慢出来ずに昼前に食べちゃいそうだから。』

「……!ゎ、分かった…///」


壱くんの言葉がすごく嬉しくて、恥ずかしくって、赤面してしまう。

そんな私に壱くんは――…、


『いぶ、好きだよ。』

「へっ――」

ちゅ――っ

『『『『イヤーーーーーッ!!!』』』』


愛の囁きとともに熱いキッスを落として教室の中へと消えていったのだった…。


なっななななな…っ///

いっ、

壱くんのえっちーーーっっ!!!





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