不良boy's and まじめchan



「あ、悪ぃな。この俺様が上に乗ってたんだもんなー。心臓バクバクで死にそうだったろ(ハハッ」


と言って、魔裟斗君は私の上からどいた。

私は立ち、制服のホコリを叩いた。


「うわぁ…改めて思うけど、ホント君ダサいねぇ…。告られたこと一回もないでしょ。」


可愛い声で言ってきた。


「…わ、悪かったわね…ダサくて…」


私は勇気を振り絞って言った。

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