Hurt〜傷〜
そんな純を見て、渉は胸が締め付けられるような気持ちになった。

でもここでそんな表情を見せると、純がよけいに辛くなると思い、笑顔で話した。


「そっか。…ところで純ちゃん、お腹空いてない?」


純が答えようとしたところで、純のお腹が鳴った。

純は顔を真っ赤にして頷き、渉は軽く笑った。


「了解。じゃぁ、ファミレスにでも行こうか?」

「…お願いします」


渉の誘いに、純は恥ずかしそうに返事した。
< 61 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop