【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

ドンッ



「っきゃあ!」



俯いて歩いていた私は、誰かにぶつかったようで。

しりもちをつく形で、転んでしまった。



「すいません!」



声が聞こえた方へ視線をやる。



男性…と言うにはまだ早い。

見上げた先にいたのは、少年。


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