【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。
「ねえ…私たちって、お似合いなのかな?」
「お似合いに決まってるじゃん。こうして人前でキスするなんて、バカップル以外の何者でもないよ」
「私…7つも年が離れてるし……」
「そんなの気にしないよ」
「体だってぶよぶよだし」
「えー…沙絢のちょっぴりついたお肉が、柔らかくてやらしくて好きなのに」
紫音は、冗談っぽくそう言って、ぶうっとほっぺを膨らませた。
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