【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

冬の空、流れ星


二人で遊園地のクリスマスイルミネーションを見た後、私のアパートに向かった。

電車を降りて、いつもの帰り道。


公園の中に通る道を歩いた。


ここは、雨の日に紫音と出会った、思い出の場所。


隣で歩く紫音を見つめながら、あの日のことを思い出していた。



「何度歩いても不思議なの。こうして、紫音とここを歩いていること」



「不思議?どうして?」


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