【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

「あ…の……」



そして、何が何だか分からないまま、無意識に出した私の言葉を食べてしまうように、少年はもう一度私の唇に自分の唇を重ねた。



「ん…あっ!んんっ」



少年の舌が、私の中に入ってきた。


背を逸らせて逃げようとするけれど、少年は私の腰に手を回し、自分に引き寄せる。



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