【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。
after story

3年後


「紫音、お弁当持った?」



「あ、忘れてた。俺のリュックの中に入れておいて」



「はーい。一緒にハンカチも入れておくからね」



私たちの朝は、いつも慌ただしい。


朝が弱い紫音を、起こすのはいつも大変だ。

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