【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

「あっ、今お腹蹴ったよ」



「え!?本当?どれどれ」



紫音は、私のお腹に片方の耳を当てながら、お腹を優しく撫でた。



「沙絢のお腹の音って、幸せの音がする」



紫音の言葉は、今も私をときめかせる。

何年経っても紫音は、紫音で。



私を変わらず愛してくれる。

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