【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

「バカにすんな!なんで…私、6年も一緒にいたのに!!」



こんなに簡単に、秀の気持ちは離れるものなの?

悔しいじゃん。


私、もう天音以下?



「まだ、好きなのに……」



気づいたら、私は公園にいた。


雨に濡れて。

マスカラだって、はがれ落ちて。

泣いて、鼻だって、ズルズルで。

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