【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

二人で一緒に、心も躰も濡れた。


雨の音は、二人の甘い声にかき消された。


シオンが私の中で動くたびに、少しだけ漏れるシオンの声。

それを聴いて、私はまた気持ち良くなって。


私の中は濡れて、キュウと切なく響いた。



「シオン…気持ちいいよぉぉ…っ……」


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