【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。

少年、シオン


「沙絢、秀君と別れたって本当?」



私に尋ねてきたのは、会社に同期で入社した、天音(アマネ)



「どうして知ってるの?」



「だって、秀君が言ってたから」



そして、

この天真爛漫で、どんな相手とでも話を合わせる器用さを持つ天音は、秀が好きな相手でもある。

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