【完】短編集~幼馴染み~
――――大嫌い。
そう言い続けてきた、彼。
それは、あたしを思ってのことだった。
「莉紗、帰ろうぜ」
「うんっ」
やっと、前みたいに一緒に登下校できるようになったね。
そっと、手を繋いだ由貴。
「///」
耳を澄ますと、聞こえてくる声。
「え、あの2人、付き合ってるの!?」
「由貴様がぁぁぁ」
「でも、お似合いだよね」
そんな言葉に、笑みが漏れる。
「なに、ニヤけてんの」
「嬉しいなって♪」
そう言うと、由貴はあたしに触れるだけのキスを落とす。
「可愛すぎなんだよ、バカ」
「/////」
甘い、甘い彼。
「大好きだよ、莉紗」
そう呟いた、由貴。
「あたしも、大好き」
そう言い続けてきた、彼。
それは、あたしを思ってのことだった。
「莉紗、帰ろうぜ」
「うんっ」
やっと、前みたいに一緒に登下校できるようになったね。
そっと、手を繋いだ由貴。
「///」
耳を澄ますと、聞こえてくる声。
「え、あの2人、付き合ってるの!?」
「由貴様がぁぁぁ」
「でも、お似合いだよね」
そんな言葉に、笑みが漏れる。
「なに、ニヤけてんの」
「嬉しいなって♪」
そう言うと、由貴はあたしに触れるだけのキスを落とす。
「可愛すぎなんだよ、バカ」
「/////」
甘い、甘い彼。
「大好きだよ、莉紗」
そう呟いた、由貴。
「あたしも、大好き」